2015年05月02日

売上が上がりにくい時代の考え方 @考動研究会 しずのみ

売上を上げるために色々な経営者とお話をしています。

経営者と言っても本当にいろいろです。
残念ながら・・・。

大事なのは考え方と行動です。


今まで、街に出かけるときにタクシーをよく利用するということを書いてきました。
頻繁にではありませんが、タクシーを利用する方だったと思います。

お酒を飲む機会には、タクシーを利用して往復約6000円くらいかかりました。

何回も利用するうちに不快な思いをしたことがあり、車で出かけてホテルに
宿泊しても出費は大して変わらないかと思うようになりました。
ホテル代約7000円。
当初快適だと思いましたが、泊まりたいときに泊まれるとは限りません。
静岡のホテルがどこも満室という時があったんです。
家の方が体が休まりますしね。

そこで先日初めて代行というものを利用しました。
行きは自分で車を運転していき、帰りは運転してきてもらうというもの。
往復4100円(駐車場代と税金も込み)でした。

金額も思った以上に安かったですが、それ以上に良かったのがスタッフの
マナーの良さでした。

当たり前っていえば当たり前ですが、安全運転。
人の車を運転するわけですから乱暴な運転が出来るわけがありません。

そして、接客もとてもいい。
自分の車は乗り心地もいいし、気分も楽。

次も同じ会社の代行を利用させていただこうと思いました。
利用したらわかります。


ここまで読んで所詮料金が安いサービスにお客さんが流れていくと思ったら
大きな勘違いです。

そもそも、どうして他のサービスを利用するようになってしまったか?です。
全ての人が私と同じ思考回路とは言いませんが、問題がなければ
ずっとタクシーを利用していたし、ホテルも利用していたのです。

タクシーもホテルも、そう何回も利用するわけではないですが、その1回を
利用してもらえるかが大きな差になりますよね。

今、新しい形態がどんどん出てきて旧来からある経営が脅かされています。

新しい商品・サービスにお金が使われるようになれば、他の業種、お店の
売上が減っていくのは自然なことです。
その時に、一番最初に自分の利益のことを考えているようだと、今利用して
下さっているお客様の心はますます離れていくに違いありません。

少なくなっているお客様で一定の利益を上げようと考えると今度はお客様の
数が徐々に減っていくでしょう。
言い換えれば本当にいいお客様ばかりとも言えますが結果的に収益は
悪化するのはまちがいありません。

損得勘定抜きで商売は成り立ちません。

だからこそ、損得で考えないような商品やサービスについて、とことん考える
必要があるのです。

以前ほどは儲からないにしても、お客様が満足すればまた次があるのです。


そのために、お客様の気持ちをとことん考え実践する。

一人で経営できるようなスーパーマンはそうそういません。
どんな情報を利用するか、誰の話に耳を傾け、行動していくかが重要だと思います。



静岡市の経営者を応援するために2005年1月から50回以上のセミナーを
開催してきました。

売上アップは経営者の考え方、姿勢次第です。

考動研究会しずのみ

  


Posted by 考動研究会 at 18:45Comments(0)考動研究会しずのみ